つばめ

2009.5.31

燕たち 2005年

毎年同じことを書いている気がするが
燕を見ると無性に嬉しくなる。
虫を集めて空を飛び回っているのを見る時も、
橋桁の下から元気なヒナの声が聞こえてきた時も。

こないだ通った木曽山中のパーキングエリアには
ツバメが至る所に営巣していて
フンの爆撃を防ぐための板がちゃんと取り付けられていて
ちょっと嬉しかった。

夏に日本国内で営巣した彼らは
やがて沖縄や台湾を経由してフィリピンのあたりに帰って行くそうだ。
いったいあの小さな体のどこに
そんなエネルギーを秘めているのだろう。
一抱えの荷物と、ふたつの鉄の車輪でもって
同じ道を通った人間としては
畏敬の念を感じずにはいられないのだった。
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