国分寺

2009.11.30

男の背中 2008.4

7時に起きてひだのさんを見送った後、小林さんに車で国分寺まで送ってもらった。予備校時代に通った国分寺には、何年ぶりに来たことになるだろうか。駅前は様変わりしていて、よく(勉強をさぼって)遊んだゲーセンは跡形もなくなっていた。記憶の中にある店ではモスバーガーだけが健在だったので、嬉しくなって昼飯をそこで食べた。真摯な仕事をしているお店はちゃんと残るんだろうなと、「とびきりハンバーグサンド(チーズ入り)」を食べながら思った。

駅から少し離れたところまで歩くと、全然見覚えのない風景。あの頃はごく小さな範囲をずっとうろうろしていたのだろう。あの頃の自分にばったり会ったらどうするだろう。たぶん気持ち悪いのでほっとくと思う。

近くに地名の由来である国分寺があることが地図でわかったので、行ってみることにした。

このあたりは国分寺崖線(こくぶんじがいせん)というガケが東西に連なっていて、武蔵野台地を南の立川面と北の武蔵野面とに分けているらしい。ガケの下からはきれいな湧き水があふれ出ていて、おそらく地元の人による立て札が蛍の保護を訴えていた。

武蔵国分寺と、その前に移築されていた古い古い門を観て、その先にはこれまた古い薬師堂があった。入り口には300年前に建てられたという門があり、門内部には左右に分かれて右に「あ」、左に「うん」の口をした不動明王が立っていた。どちらもすごい造形だった。300年前にこれを彫った人は、どんなことを考えていたのだろう。

その後広い公園の中を通って、西国分寺駅に辿り着いた。中央線で新宿へ行き、フィルムを現像に出すついでにコニカミノルタプラザへ。3つの展示のうち、インド西部の人々を撮ったモノクロの写真がすごく良かった。多摩急行で栗平に着いたら、やっぱり本も見たくなったので本屋で「クウネル」を久しぶりに買って帰った。
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