2009.12.1
昨日観てきた新宿コニカミノルタプラザの写真展について、とても印象深かったので書いておきたい。
インド西部のタール砂漠という荒涼とした土地に住む人たちの生活を追ったドキュメント。氏はこれまで何度もここを訪れていて、そのせいだろう、被写体となっている人々との距離がとても近く感じる。よくある「外国人が見知らぬ土地に行って上っ面だけ撮ってきた写真」ではなく、彼の土地の暮らしに溶け込み、お互いの親密さを感じる、そういう写真だ。
良い写真が何枚もあったのだが、中でも釘付けにされたのは、隣村から来た少女が薄暗い家の中から戸外に向かって佇んでいる写真だった。カメラを見る少女の目は、僕の知らない何かとても大きなものを知っている、そんな目をしていた。あんな目をしている人とは会ったことがない。きっと日本にいては知り得ない大切なことを、彼女は知っているのだと思う。
もう一度観に行きたかったのだが、残念ながら展示はもう終わってしまっている。
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来年から同ギャラリーで宇宙から見たオーロラ展というのをやるようで、とても楽しみだ。
2009.12.2
母が調子悪いようなので代わりに夕飯を作る。焼き芋の香りがただようスーパーでにんじんと牛肉と鶏の挽肉とおやつを買ってきて、肉じゃが・鶏しいたけ雑炊・だし巻き・そしてマメのごはんを作った。肉じゃがと雑炊はそこそこうまくできて上機嫌だったが、前回は一応長細い形にはなっただし巻きが、今回は形にすらならず壊滅。ただのスクランブルエッグに。
料理がうまくできないときのあの敗北感と屈辱感は言葉にできない。がっかりしてテーブルで食べていたが、後から来た父とマメが作ったものをうまそうに食べてくれたのでだいぶ気が晴れた。
2009.12.3
一日中つよく降ったりよわく降ったり。
朝晩マメの散歩に出るも、うんこ出ず。
2009.12.4
デジタル化サービスに出していたフィルムが帰ってきた。お店は北海道の中標津にあるという写真屋さん。フジと同じ料金で、その倍の解像度(3088x2048ピクセル)でスキャンしてくれる。フィルム1本につき525円で、今回はポジフィルム7本、ネガフィルム2本の合計9本分のフィルムをDVD一枚にまとめてもらい、5千円程度だった。この解像度だと銀塩の粒子も見て取れるほどで、画質も上々だ。
スキャンされたネガとポジの画像をあらためて見比べてみると、ポジのラチチュード(フィルムが表現できる明るさの範囲)の狭さがよくわかった。まぁウデが悪いのもあるのだろうけど、ほとんどの影が真っ黒につぶれてしまっている。露出が少しでもずれた夜景などは、真っ黒で何がなんだかわからない。色はやはりネガよりもポジの方が鮮やかだ。しかし蛍光灯下では真緑になってしまったりするし、鮮やかな発色をするネガも多い昨今、あえてポジを使う理由も少ない気がする。せっかく買ったライトボックスとルーペも、出番が減りそうな気配で悲しい。あるとすれば、高精細で高彩度を求められ、光源が変わらないシーンか。やっぱり風景くらいかな。
2009.12.5
高速道路の倉庫の壁 目黒
2009.11
NOKIA N82
一晩経ってまろやかになった
長芋鶏挽肉キーマカレーに決定。
2009.12.6
最近の夜の散歩で、家に入りたくないらしくドアの前で立ち止まることが多いマメ。今日は帰ってきた母の車にびびって家の中へ。
旅行記を少し更新。9/5の恐山から9/10の盛岡まで。細かい表現など書き直していると、当時はなんかちょっと傲慢というか、うかれてたのか、だめだなぁこの人、と思うことしきり。ちょっとは成長したんだろうか。
2009.12.7
都税と市税を納めに郵便局へ。年末の台所事情はカツカツ。あぁ、調子に乗っていい椅子なんて買わなきゃよかった。
順番を待っている間、首から提げたカメラを隣のおじさんがひたすらじーっと見ていた。どうすればいいのかわからなかったので、気づかないフリをした。
こないだ新宿で買ったさくら剛氏のインド旅行記の本が面白い。僕にはお尻を左手でダイレクトに拭かねばならないインド旅行は無理そうだと思う。
2009.12.8
このサイトにおけるブラウザシェアは、Internet Explorer(IE) 8とFirefox3がほぼ同率で1位。次にSafari4。IE6、IE7、Firefox2が同程度に少なめで、Google ChromeとOperaがわずかにある。まぁ、他のサイトが参考にできるレベルのサンプル数とは言えないと思うが。
上位3つのブラウザ(IE8、Firefox3、Safari4)とChrome(Safari互換)への対応は問題ないのだが、同じ出力で古いブラウザでもきちんと表示されるように作るのは大変だ。このサイトではサーバー側でブラウザを判別して、古いブラウザ用の出力をするようにしている。ただ、それでも(たぶん)旅行記とかが見られない状態なので、なんとか調整中。
古いブラウザは昔からウェブ制作者の頭痛の種だが、文句を言っても変わらないので、作る側がなんとかしなければならない。変なところがあったら、教えてくれると助かります。
2009.12.9
数年ぶりに上野の国立科学博物館に行ってきた。面白かった。面白くて熱中しすぎて気がついたら閉館の音楽が流れていたくらい面白かった。以前訪れたときには完成してなかった新館(地球館)と、名古屋の万博から移設されたというシアター360を観るだけで時間はあっという間に過ぎてしまった。特に全球型映像施設シアター360(しあたーさんろくまる、と読む)の、目の前が3次元映像だけになる没入感はものすごい。まるで空中を自由に飛んでいるかのような錯覚に陥ってしまう。映像の解像度がやや低いことと、上映時間が短いことだけが残念。今月末に映像が新作に入れ替わるらしいので、近いうちにまた行きたい。
2009.12.10
沖縄で知り合った人たちと、しばらくぶりの忘年会。初めて会ったときにも来ていた一家が全員来てくれた。上の歯が抜けた男の子と、人見知りが激しくなった女の子を見て、自分の幼少時代が断片的にフラッシュバックした。あの頃持っていた、ほんの些細なことが世界の全てに感じられたような、敏感な感覚はどこへ行ったろうか。人はいずれ死ぬのだと知って、死ぬことを考えて眠れなくなった夜。山で捕まえたカエルが、文具店で買ったカードが、最高の価値を持っていたあの頃。あのとき手に入れようとした興奮を、今もどこかで求め続けているのかもしれない。いろんな理由を考えるけど、ただそれだけなのかもしれない。
2009.12.11
家から駅へ向かう道の途中に、かつて1本の大きな桜の樹があった。毎年春になると盛大に花を咲かせて、その下を通る学生達を祝福しているようだった。ある夜の帰り道にはライトアップされていて、不思議に思ったらその下で地元の人が夜桜を肴に宴会をしていたりした。幹が太くて立派な、この桜の樹が僕は好きだった。
台風が来て、とても強い雨風が吹き続けていた去年の春。仕事を終えていつもの帰路を歩いていると、桜の樹が見えなくなっていた。近づいてよく見てみたら、樹は根元の土をえぐり、横倒しに倒れてしまっていた。
僕は悲しくなって、雨に濡れている桜の樹のごつごつした表面を撫でた。今までありがとう。おつかれさま… そう心の中で語りかけて、残りの帰路をぼーっとしながら歩いた。
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植物は何も語らない。季節が来れば花を咲かせ、実を結び、落葉する。そんなことに人間は一喜一憂したりする。でもそれ以上に、ただそこにいること、そこに存在し続けることが、とても大きな心の支えになっていることもある。ただそこにいるだけで。
2009.12.12
年末に向けて少しずつ掃除をしていくことにした。まとめて大そうじするのは大変なのでちょっとずつ中そうじ。さぼっていた(けどレシートは残しておいた)家計簿をつけ、机の上に積まれるがままとなっていた写真の整理に乗り出す。無印のアルバムを主に使っていて、遮光性のある黒を選んでみたものの、背表紙にマジックでタイトルを書いても読めないことに気づいた。ホワイトで書くか…
フィルムの管理の仕方ももうちょっとスマートにできないものかと思う。
こないだの飲み会で税理士のお姉さんに、フリーでやっていくなら個人事業の開業届をしなさいと言われた。あと青色申告の承認申請書とかいうのも出すべきらしい。あと経費の記録に帳簿をつけああめんどくさ…いや、ちゃんとやらねば。まずは調べよう。
2009.12.13
ひだのさんに誘われて、その知人が借りているという川崎のとある畑へ連れて行ってもらった。新百合ヶ丘で知人二人を拾って南へ。畑は僕がよく自転車で散歩する道の近くにあった。地主さんから直接借りているというその畑は大きな畑の片隅にあって、広さは一坪くらい。数週間に一度しか来られないので、近くの畑のおばさんに文句を言われがちだという。
着いたときには畝はひとつしかなく、他の土地はほったらかし気味だったようだ。堅くなって雑草の楽園となってしまっている土地を掘り返し、畝を造り、育っている作物を間引くのが今日のミッションだ。
到着したのはお昼過ぎだったが、土を掘り返し、雑草退治をしていたらあっというまに暗くなってしまった。それでもほぼ全ての面積が掘り返されて、肥料を撒き、作物の間引き(と収穫)までができた。収穫の内訳は小松菜、春菊、三つ葉、それにネギと、かわいいじゃがいもが少々。無農薬なので葉っぱは穴だらけで大きさもミニサイズだが、自然できれいな色をしている。収穫の一部をいただいたので、今度お味噌汁でも作ってみることにする。
小学校以来の久しぶりの農作業は地味ながら楽しかった。土いじりは性に合っていると思う。
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掲載する写真は今日からしばらくの間、ポジフィルムで撮った写真になる。今日の写真は神谷町にて、雨の国道一号。
2009.12.14
昨日もらった小松菜と春菊を豆乳鍋で食べた。香りがとても濃くておいしかった。
ダイソンの掃除機が届いた。さっそく絨毯に掃除機をかけてみたら、大量の白っぽい粉がとれてびっくりした。音は思ってたほどうるさいとは感じない。伸縮するパイプが金属製で重いのがちょっと気になる。デザインはかっこいいと思う。
2009.12.15
昨日の写真の続きで、右側の真っ暗な部分が峠道。夕方になると上空でカラスのパーティーが始まる。すれ違うときに挨拶してくれる人が多い。
左上の大きな建物は国士舘大学。晴れていると正面に富士山が見える。
2009.12.16
寒さが一段と強まってきた。週末が一番冷え込むらしい。
遅ればせながら加湿器の出番だ。
今日実施された最大の部屋の改善:
本棚の一番上にある一冊の本から、しおりのひもが棚の後ろに2センチほど垂れていて、それを見る度に、「ゴキブ・・・りじゃなかった」と毎回思っていた。それを引っ込めたこと。
2009.12.17
・CPAPのマスクの付け方が悪かったのか、朝起きたら腹がパンパンになっていて瀕死。おなら製造マシーンと化す
・今日はニンニクもあることだし一丁ペペロンチーノでも作るか→味の素のサイトでレシピを調べる→おっこの玉葱のペペロンチーノはうまそうだ→菜の花の代わりに小松菜を入れよう→パスタを取り出してスタンバイOK→と思いきや昨日のおじやが残ってたからやっぱこれでいいや
・写真を半分くらい片付けた。増えたアルバムを見て、このペースでは早々に置き場が無くなっていくことを予想
・はなちゃんは相変わらず1メートル以内に近づいてくれない
2009.12.18
昨日作れなかった玉ねぎと小松菜のペペロンチーノを作った。我ながらなかなかうまくできた。数日は左手の指からにんにく臭のする暮らしだ。写真は
今日のはなちゃんで。
気づいたこと
・小松菜を茹でる→小松菜だけ取り出す→そのお湯でパスタを茹でる→茹で汁を少し残して炒めるときに使う、というコンビネーションもなかなかよかった
・弱火のオリーブオイルでにんにくのみじん切りとトウガラシを温めて香りを出すのもうまくいった
・玉ねぎと小松菜を炒め合わせる際につけた塩加減もなかなかよかったが、スパゲティーを入れると油が足りないことに気づいて、オリーブオイルを足した
・レシピでは新玉ねぎを使っていたので、ふつうの玉ねぎをくし形に切るとちょっと固すぎるのと、薄皮が残ってしまうようだ
・もうひとつコクがない気もする。何が足りないんだろう
写真はJR有楽町駅のガード下。正面からは西日が、後ろからは照り返しが床に当たっていたのだった。
2009.12.19
予定通り先週お手伝いさせてもらった畑へ。自転車を出すのも久しぶりだ。空気は冷たいがよく晴れていて、川沿いを走るのが気持ちよかった。
畑ではすでに二人が草むしりをしていた。もう冬に入ってしまっているので、今から何か植えても育てるのは難しいらしい。今回種を蒔くのはあきらめ、春から植える作物のための畑作りをしていくということが、畑の主によってなんとなく決められた。
土を掘り返して、邪魔な草や根っこを取り除く。細い根の途中に1センチくらいの実のようなものがある雑草(名称不明)は、畑にとって有害らしいので、これを重点的に探す。細い竹がどこからか進入してきて、除去困難なほど畑中にはびこっているようだ。竹をたどってかなりの深さまで掘ってみたが根っこが見えない。どうやって取り除けばいいのだろう?畑仕事はわからないことだらけだ。
近くの畑のおじさんが大きな小松菜と水菜とわさび菜をくれたので、畑の収穫とあわせて3人で分けた。
日が暮れてからお茶をして、ライトの明かりを頼りに家まで帰った。夕飯は鍋だったので、さっそく野菜を投入して食べた。とてもおいしかった。
2009.12.20
よくわからないが取り除かないと厄介だという雑草は、ハマスゲという名前であることがわかった。表に見えるのは小さく細長い緑の葉っぱだけなのだが、土の中に1センチくらいの根っこの塊を持っていて、そこから伸びた根が新たな塊を作り、まるでインターネットのサーバーみたいに地下に繁殖する。土の栄養をどんどん奪って、作物の実りを悪くしてしまうのだそうだ。調べてみると昔から畑や芝生を育てている人にとっての宿敵のような存在らしく、苦労して土を掘り返して一つ一つ取り除いたり、そこまでの手間をかけられない人は除草剤を使ってなんとかしている模様。ハマスゲとの闘いは長いものになりそうだ。
2009.12.21
・片付けてなかった写真をすっかりアルバムに入れたぞ!と思ったら一月前のプリントが一組出てきた
・うっかり忘れてしまったと思っていた自転車のロックの番号を、顔を洗うときに突然思い出して一安心
・昔の仕事で作ったプログラムに変なバグが出て一苦労
・携帯のカメラ機能壊れる。今日のはなちゃん存続の危機
・ブリとサバがうまかった
・明日は冬至か
2009.12.22
古いプログラムの文字化け問題はなんとか解決した。いまどき半角カタカナを使っている人がいるとは思いもよらない。PHPの半角カタカナを全角に変換する機能で解決。
2009.12.23
歩行者天国になっているので、日曜日だったと思う。銀座通りに着くと、交差点で色とりどりの風鈴をぶら下げたおじさんがこれから露店を始めようとしていたので、いい写真が撮れるかもしれないと思ってついて行った。おじさんが風鈴の木枠をおろすと、すぐに人だかりができはじめた。雑多な銀座の背景をぼかすために絞りを開放にする。ポジフィルムの感度は100で、日が傾いていたのでシャッタースピードは1/60秒くらいにセット。風鈴の周りを歩きながらシャッターチャンスをうかがう。絞り開放の上に至近距離なので、ピント合わせが難しい。オートフォーカスでない僕のカメラでは一瞬で正確にピント合わせをしなければならない。昨日の写真ではうまく合わせられたが、今日の写真では一番手前の風鈴にピントが合ってしまった。おじさんやお客さんの表情はまあまあとらえているが、背景にかなり余分なものが入ってしまっているし(この写真はかなりトリミングしている)、構図自体かなりごちゃごちゃしていていまいちだ。もっと被写体に寄るか、あるいは全体を正面から撮るかした方がよかった。
写真のお礼になにか一つ買おうかと思ったが、ぐっとくるデザインのものがなかったので買わなかった。でも今になってみると一つくらい買っておいたら良かったなと思う。
2009.12.24
新宿の歯医者とビッグカメラへ。歯医者では一部の歯茎が腫れているのでちゃんとデンタルフロスを使えと言われた。汚れの3割は歯と歯の間に溜まるのだそうだ。毎晩歯磨きの後にデンタルフロスを使うことを、よい習慣として身につけましょう。メンドクサイけど。
ビッグカメラでフィルム2本を現像に出して、ミニスカサンタとデジカメを確認した後、地下でマンゴーオレンジを補給して銀座へ向かった。
ライカ銀座店のギャラリーは、外人が撮った東京のモノクロ写真。なんだか難しい説明書きはよくわからなかったが、コントラストが強くて、シンプルな構図の写真はなかなかかっこよかった。東京の風景を通じて外国人としての自分の孤独感を表現しているのだろうなと思う。新型のX1もかっこよかった。
銀座の表通りに向かう途中で、ギンザグラフィックギャラリーに通りがかり、面白そうな展示をやっていたので見てみた。今年休刊した広告批評の30年の軌跡をまとめたもので、1階の展示しか見なかったが小さなスペースにみっしりと日本の広告の30年の歴史がまとめられていてとても見応えがあった。79年の広告にはさすがに時代を感じるが、80年中盤に入ると見覚えのある広告が増え始め、いい広告は古さを感じさせないなと思わされる。面白かったのは、最近見て気にも留めていなかったソフトバンクのCM(「お父さん」が地方を旅する内容)が、実は1981年のトリスウイスキーのCM(子犬が雑踏や境内など様々な場所を歩く)のオマージュだったということ。どちらもその年に注目されたCMとして会場内で映像が流れていて、今風のソフトバンクのCMも、その歴史を受け継いでいることをよく示していた。
ギャラリーを出た後、資生堂パーラーへ。このお店では毎年年末になると、買い物をした人に大きなカレンダーをくれるのだ。一昨年はじめてもらって、かっこいいデザインで気に入っていたのだが、去年末はもらいそびれてしまった。今年はもらうことができた。買ったお菓子は母へのプレゼントにした。
その後はキラキラ輝く銀座をぶらぶら歩いた。リコーのリングタワーからはクリスマスの買い物客の人手と、6時の時報を鳴らす和光の時計台がよく見えた。教文館で立ち読みした。アップルストアのエレベーターに乗った。ミキモトでは毎年恒例の豪華絢爛なクリスマスツリーが飾られていて、その下に立って見上げると、よくテレビで見るクリスマスのイメージ映像みたいに目の前が光でいっぱいになった。あれはフィルタでも使って光の効果を出しているのだと思ってたが、本当に目の前がぴかぴかになった。とてもきれいだった。
疲れてきたので帰ろうと思って地下鉄の入り口に入りかけて、遠くから聞こえてくる演奏に気がついた。最期にこれを聴いてから帰ることにした。
公園でドラムと弾き語りのピアノの人がライブをしていた。こんな寒い中大変だなと思いつつ聴いていたがとてもよかった。演奏が終わったらボーカルのお姉さんがフライヤーをくれた。アケビコウというバンドだそうだ。地下鉄の入り口に戻る途中で、ちょっと気分がすっきりしたことに気がついた。久しぶりにいい音楽を生で聴けて元気が出たようだ。たまにライブに行くのもいいなと思う。
2009.12.25
写真でひとつ小話でも書いてみようかと思ったが、全く何にも思い浮かんでこないのでやめとく。
朝の散歩で富士山がとてもきれいに見えるようになった。高校ではサッカーの試合をしていた。ゴールキーパーがキックをミスして「やっべ」と言ったのが聞こえた。
2009.12.26
ある立場から見れば世界の秘密のように見える事柄がある。
それは、彼らの世界だけで通じることだ。それを知っている人は、他の人より優れているとされる。知らない人は蔑まれる。気づかないうちに、巧妙にすり込まれる。大きな本屋で平積みにされている。
かしこい人たちの世界で暮らしていくには役に立つ事なのかもしれない。でもおかしいなと思うのは、それらが正体不明のある立派な人格を形作ろうとしているような気がすることだ。それはたぶん、かしこい人たちにとって利用しやすい人格なんだと思う。
どこか遠いところでかしこい人たちは暮らしていて、自分たちの間だけで通じる事を大事にして、こちら側を見下している。
でも僕は知っている。優柔不断でも、うまく話せなくても、頭の回転が遅くても、どんな欠点を持っていても、すばらしい人はいる。かしこい人たちは、そんな人を否定する。まるで人間には欠点があってはいけないみたいだ。欠点も含めてその人なのに。
だから僕は、かしこい人たちの考え方には与しない。平積みの本も読まない。誰もが二つとない自分だけの人生を歩んでいるのだから、地図はあっても、その道案内を書いた本は存在しないと僕は思う。
2009.12.27
雑務にかまけてなかなか身につかない良い習慣を身につけるために、3日間だけは決めたことをきちんとやってみることにした。
コピー用紙を3等分に折って、折り目で3日に分けた。それぞれの日に、日課と、仕事と、その他のやるべきことを箇条書きにした。クリアした項目にチェックをつける。3日後には全ての項目にチェックがついていなければならない。
起きて食事を終え、さてどれからやろうかと考えて、まず一番めんどくさいことから済ませることにした。部屋の掃除だ。1日10分だけ掃除をしてみることにしてみたのだが、片付けているうちに掃除機もかけたくなり、掃除機をかけているうちに掃除機自体を掃除したくなり、気がつくと風呂場で掃除機の部品を洗っていた。1時間以上経っている。
請求書の作成と発送のついでにマメの散歩もしようと思い、帰ってくるともう夕方だ。なんとか夕飯までに今日やるべき仕事の半分を片付けようとしたが、思いのほか手間取って一向に片付かない。夕飯後も仕事をしてやっと半分片付いたと思ったら0時をまわっていた。
結局、やるべきことの半分も片付かなかった。ここで3年前の自分なら心が折れて、コピー用紙を捨ててしばらくクヨクヨしていたと思うが、今は違う。いつもよりずっとたくさん、やるべきことができた。ちょっと寄り道が多かったが、1日としては上出来だ。
でも仕事は仕事なので、今日は徹夜せざるを得ない。
2009.12.28
仕事がはかどったが、それはちゃんとしようとしたからというよりは単に納期が差し迫っているのが理由な気がする。明日は飲み会なのに明後日までに片付くだろうか。
でもめんどくさい用事を2つ片付けたし、本も読んだし、英語の勉強もできたからよしとしよう。
2009.12.29
今日は夕方から忘年会。夕方までに仕事の大半を片付けようと思っていたが、結局睡魔に負けて昼に予約した病院まですっぽかす始末。
良い習慣を身につける課程は、煙草を吸う人が禁煙するのに似ていると思う。一度に達成するのは難しい。失敗しても、少しでも前進したこと、何度も挑戦することが大切なんだと思う。成功するまで挑戦すれば失敗はない、と誰かが言ってたし。
昼過ぎに家を出て新宿へ。溜まっていた用件を消化し、よにさんと合流してけんさんちへ。具材を買い出しに行って、マリオをやって、キムチ鍋。とてもおいしかった。
よにさんが買ってきた1600円の白ワインと、スーパーで買った300円の白ワインを目隠しテストし合ってみたところ、よにさんは高い方を、僕は安い方をいいワインだと言った。二人とも違いはほとんどわからなかった。こんなもんか…
調子にのって食べ過ぎたらしく、帰ってからの胸焼けがすごかった。
2009.12.30
あんなでっかいリムジンをはじめて見た 2008.5
・何かが足にぺしぺし当たるなと思ったら、はなちゃんのしっぽだった
・年の瀬だというのに仕事がやってもやっても終わらない
・でもって年賀状にもまったく着手できない
・それでもみじめな気持ちにならないのはフリーだからだろうか
・こないだ買ったマリオを早くやりたいです
2009.12.31
除夜の鐘の音が聞こえる。結局こんな時間まで仕事になってしまった。日付の変わるぎりぎりの時間で報告メールを出し、なんとか年内の仕事を完了。
今年はひどい一年だったなあ。でも世界はすこしづつ良い方向に切り替わってきているような気がする。僕も良い方向に切り替えていけるだろうか。
今年最期の写真は、なんとなくこれがしっくりきた。新幹線で東京に帰るときに撮った悲しい気持ちの写真。今年はずっとこんな感じだった。来年はきっとこの景色を消化して、新しい風景に旅していけると思う。