2010.1.1
あけましておめでとうございます。
初めましての方は、ようこそ。
いつも見てくれる方は、今年もよろしくおねがいします。
去年の仕事を、今年に入る5分前になんとか終わらせ、星が瞬く寒空の下、近所の神社に初詣へ行った。今年の甘酒はショウガが入っていておいしかった。歩きながら自分のことについて考えた。
期日を決めて目標を立てるやり方は自分に合っているようなので、今年は短期・中期・長期に分けて目標を決めてみることにした。家に着いたら、かねてからなんとなく考えていた目標を書き出してみた。今年の目標はこうだ:
■プログラマーとして
・セキュリティ技術の習得
・Javascriptのマスター
・ActionScript3.0の習得、Cloud&WaterのFlash化
・PythonおよびGoogle App Engineの習得、mixiアプリ制作
・Objective C習得、iPhoneアプリ制作
・速読術の習得
■フリーランスとして
・簿記の習得
・自社サイトの立ち上げ
・人脈の拡大
■趣味の充実
・ネガフィルムの現像とプリントの習得
・写真の公募への出品、写真展を開く
・英語の習得、英語圏への渡航
・北アルプス登山
日々を無目標に過ごしていたつもりでも、書き出してみるとけっこうあるものだ。ずいぶんたいそうな目標が並んでいるが、いずれまた何もする気にならなくなったりする時が来る。このうち半分でも年内に達成できれば上々だろう。
で、同時に全部を進めるのは無理なので、急を要する目標から今月の目標に組み込む。今月の目標は:
1,年賀状を作って出す
2,簿記の入門書を読む
3,ActionScript3.0の習得、Cloud&WaterのFlash化
4,今読んでいる英語の本を一通り終える
5,iPhoneアプリをとりあえず作ってみる
さらに1ヶ月を10日ずつに分けて、これらを月内に済ませられそうなスケジュールを組んだ。どうせどこかでサボるだろうから、緩めのスケジュールにした。さてうまくいくかどうか。
2010.1.2
例年通り正月はいとこのおじさんがやっている千葉の長谷川ライディングファームへ、年始の挨拶に行った。日帰りのつもりだったが、いとこと遊びたかったので、乗馬クラブを手伝いながら1泊させてもらった。馬のごはんを作ったり、馬場に落ちているバフンを拾い集めたり。大したことはしなかったが翌日は筋肉痛だ。
馬がのびのびと走っている姿を見ると、生きるために走るというよりは、走るために生きている生き物なんだなと思う。隆々とした筋肉を覆う毛並みがとてもきれいだった。中にはやんちゃな馬もいて、少し上着の袖をかじられもしたが。
乗馬クラブは山の中にあってとても寒いのだが、周りに灯りがほとんどないので、夜には星空がとてもきれいに見えた。
2010.1.3
たくさんの人がいた。合コンのような雰囲気で、レストランの中だった。すぐ側に窓があって、都会の町並みが見えた。僕は大きなテーブルの一番端に座っていた。
急にみんながざわめきだして、何だろうと思って外を見ると、様子のおかしいヘリが飛んでいた。みるみるうちにヘリは高度を下げて、側の窓すれすれを落下し、ものすごい音と衝撃がした。みんなパニックになって出口に殺到する。僕もその後を追うが、べつにヘリが落ちたくらいでビルは崩れないよな、と思い直し、自分の荷物を取りに席へ戻った。
なんとも評価しがたい夢を新年早々みてしまった。そのあともう一度寝たら、東海道五十三次がテーマのオンラインゲームを作った夢を見て、これはいいアイデアかもしれないと思ったが、よく考えてみたらクソゲーっぽい。
2010.1.4
いとこから結婚祝いのお返しにもらった、藤平酒造の福祝という日本酒がとてもうまかった。辛口の大吟醸なのだが甘みがあって、メントールのような清涼感がする。個性的なのにとげとげしてなくて、円みのある感じ。久しぶりにうまい日本酒が飲めた。
紹介ページを読んだら、藤平(とうへい)酒造は兄弟3人でやっている千葉の酒造で、杜氏制度をやめてコストを抑え、いいお酒を適正な価格で提供できるよう努めているのだそうだ。日本酒の世界も変わり続けている。
2010.1.5
正月からあまり縁起のいい話じゃないんだけど、あの不思議な話をふと思い出したので書いてみよう。
そのとき僕は京都のある病院に、じいちゃんの見舞いに来ていた。個室ではなく6つのベッドがある病室で、じいちゃん以外にも高齢の患者が入院していた。僕は窓際のベッドで昼寝していたじいちゃんの横で、大阪に住んでいるいとこのおじさんと話していた。
入り口に近いベッドで寝ているおじいさんの息子さんらしき男の人が入って来て、看護婦さんと話しているのが聞こえてきた。こんな内容だった。
男の人「どうもお世話様です。親父の具合はどうですか?」
看護婦「とてもいいですよ。でも昨日の晩、ちょっと変なことを言ってましたね。猫がいるとか…」
男の人「え?」
看護婦「あそこの部屋の隅に物置があるでしょ?その上に猫が乗っているって言うんですよ。もちろんいないんですけど」
男の人「いま猫って言いました?」
看護婦「ええ、猫がいる、猫がいるって」
男の人「そうですか…」
看護婦「どうかしました?」
男の人「実は、じいさんも同じ事を言ってたんですよね。前にここに入院した。じいさんはそう言った2日後に亡くなったんですけど」
看護婦「そうだったんですか」
男の人「そう…じいさんも、この病室の、このベッドでしたね」
看護婦さんが「猫」という言葉を口にしたところで、病室がちょっとおかしな雰囲気に変わったのをよく覚えている。それで会話の内容がよく聞こえていたのだ。病院に住む、猫の死神。そんなことがあるのか… 不思議な気分でタクシーに揺られて帰った。怖い印象はなくて、ただそうなんだ、という感じだった。
次にお見舞いに行ったとき、入り口のベッドは空になっていた。
2010.1.6
歯磨き指導のために歯医者に行ったら、むしろ褒められた。美人の歯科医さんに密着されつつ歯石を取ってもらっていると、なんだか別の目的で歯医者に来ている気がした。
ヨドバシカメラの入り口で呼び込みをしているお兄ちゃんに、プリンタのインクカートリッジの回収箱の場所を聞いたら、ここからはちょっと遠いので、と言って空のインクカートリッジを受け取ってくれた。僕はビックカメラびいきだがヨドバシもやるなと思った。
冬服をもう一着買おうかなと思って新宿東口界隈をぶらぶらするが、いいのがなかった。ふらりと寄った伊勢丹で、フランク・ミュラーが一千万以上の高級腕時計を展示販売していて、その中で一番高かったのは、黒地にぐにゃぐにゃした数字が並ぶ文字板の一億二千万円の腕時計だった。ショーケースの前に立って数字がずらずら続く値段表示の上に鎮座ましましているその腕時計を眺めていると、こんな小さな腕時計ひとつがおそらく僕の一生分の給料よりもずっと高いことや、日給2百円で生活するカンボジアの子供達のことを思い出してクラクラした。なんという狂った世界なんだろう。でもこれが現実なんだ。
それからコニカミノルタプラザでしぶい顔のカモメとオーロラの写真を見て、地下のタカノフルーツパーラーの商品ラインナップを見て、いつか1300円のおいしそうな果物が詰まったビンをポンと買っていけるくらいの金持ちにはなろうと思い、小田急デパート10階の伊東屋で600円のボールペンを悩んだ末に買って帰った。
2010.1.7
友人に誘われて、恵比寿駅近くの山種美術館へ、東山魁夷の絵を観に行った。
新築らしい大きな建物の割に展示スペースが小さく、展示点数が少なかったのは残念だったが、岩にぶつかってはじける波を表現した巨大な障壁画「満ち来る潮(うしお)」や、山から月が現れる様子を描いた「月出ず」など、印象的な絵が見られてよかった。「満ち来る潮」では金箔やプラチナ箔(そんなものがあるなんて知らなかった)が波の表現のためにふんだんに使われていて、先日読んだ西原理恵子の一節「お金があることは自由ということ」を思い出す。もちろん絵の制作に費やされたのはお金だけではないけれど、お金がなければ描けない絵であることは確かだった。
印象に残ったのはもっと小さい方の絵で、その中ではざわざわと動き出しそうな森や、とうとうと流れる川が、やわらかい光のなかで静かに佇んでいる。東山さんの絵は静かな絵だ。それは氏が追求した日本の美の一側面なのだろう。
一緒に展示されていた横山大観の絵は、空間の絵だった。真っ白や灰色の背景に、点景がぽつんぽつんと描かれていて、全体としてのバランスを得ている。いつも仕事で参考にするのは海外のグラフィックデザインだが、もっと日本の美というものを生かした仕事ができるのかもしれない、と思った。
2010.1.8
こないだ上野の科学博物館のミュージアムショップで見た「黄鉄鉱(おうてっこう)」がずっと気になっていたので調べてみた。何が気になったのかというと、どう見ても人工的に作られたとしか思えないその形だ。
徳島県立博物館 / ミネラルズ : 鉱物のものさまざまな性質 : 黄鉄鉱
僕が見たものは、岩の中にぴかぴかに磨かれたサイコロがいくつも埋まっているようにしか見えない標本だった。こんなに規則正しい形を持った自然物があるもんだろうか、誰かが作って埋めたんじゃないのかとちょっと疑ってしまうくらい美しい形をしていた。調べてみたら、さらに驚くべき事に、8面体(サイコロ型)の他に12面体やら球体やら円盤型やら、いろんな形のものがあるらしい。黄鉄鉱自体はべつに珍しい鉱物というわけではなくて、ただの硫黄化した鉄で、化石が黄鉄鉱化して出てきたりもするそうだ。面白いなあ。
この規則正しい形になる理由は、難しすぎてよくわからなかった。ただ黄鉄鉱は格子型の結晶構造を持っていて、その成長過程で格子型が連続していくので最終的に多面体になったりする…らしい。
鉱物を集めている人のギャラリーを見つけて、しばらく見入ってしまった。楢ノ木大学士が鉱物に取り憑かれるのもわかる気がする。
2010.1.9
たぶんメトロや航空会社のPR番組なんだろうけど、テレビで地下鉄と空港の特集をやっていて、様々な裏話が出てきてとても面白かった。
その中で、山口で造られた東西線の新型車両が、東京までの1000キロを旅してやってくる映像があった。山口の工場で電車が出来上がると、まず工場の外に出すために牽引用の車両が引っ張る。専用の踏切を越えて、JRのディーゼル車にバトンタッチ。山陽線と東海道線をはるばる30時間旅して、東京の綾瀬駅へ向かう。カバーなどは何もつけてないので、尾道のひなびた風景や、雲をかぶった富士山の前を地下鉄が走り抜けていく、変わった風景が見られる。夜中の2時に綾瀬駅へ着くと、今度は千代田線の車両にバトンタッチ。すると全長400メートルという長大な車両となって、新型車両は東西線の発車時刻を待つ場所へと導かれていった。
鉄道好きな僕としては、どうしてもこう考えてしまう。
山口で産声を上げた子が、おじいさんに連れられて外の世界へ。老練な旅人に出会い、導かれながら、日本のいろいろな風景の中を旅する。東京で旅人と別れ、先輩に歓迎を受けて、自分の場所を獲得した。これから待っているのは、何十年と繰り返される変わらない毎日の風景と仕事。でも、彼の心の中にはいつでも新しい風景があった。静かに打ち寄せる瀬戸内海、京都で見た五重塔の佇まい、そして大いなる富士山の姿が。
そんなふうに新しい電車のことを思うと、なんだか泣きそうになってしまったのだった。でもなんで電車を見て泣いてるんだ俺は、とも思った。最近涙腺が緩くなった気がする。
2010.1.10
ようやく全ての年賀状を刷り終えた。虎をシルエットで描いたら、どうも普通の猫にしか見えなくなってしまった。
無印で買った3種のミニラーメンのうち、はなちゃんのお気に入りは「スパイシー塩味」らしく、うっかり机の上に置いておくと見てないときに強奪される。他の味はお好みでないようだ。
フィルムの写真のデータが尽きたので、またしばらくは以前撮ったデジカメの写真に戻る。
2010.1.11
マメが退屈そうな顔をしていたので、夕方になったら散歩に行こうと思ってたのに、気がついたら夜だった。思った時点で行くべきだった。
さて1月も1/3が終わった。10日間の目標のうち、達成できたのは英語の本の読了と年賀状の作成の2つだけ。それどころか目標が2つ増えている。繰り越しを含めた次の10日間の目標は、
・簿記の本の読了
・Cloud&Water2010の設計
・ActionScript3.0入門の読了
・オールアバウトのフリーランスカテゴリを読みつくす
・椅子の交換用キャスターを探す
iPhoneアプリ作りも進めたいのだが、詰め込みすぎになるし、収益化の目処を立てにくいので、まずは自分のサイトでオブジェクト指向プログラミングに慣れることにする。Flashでいいコンテンツができたら、iPhone向けに移植できればいいなと思う。
簿記と英語に加えて速読術もぼちぼち継続的にやっていきたいのだが、難しそう。
新しい椅子のキャスターが固いので、フローリングのデコボコがひどくなっている気がする。早い内に取り替えなければ。
2010.1.12
昼食にキャベツとたまねぎのコンソメスープを作った。コンソメと塩こしょうだけではちょっと物足りないかなと思い、近くにあったクミンとカルダモンをほんの少し入れたら、なんだかよくわからない味になった。強いて言えばなぜか梅肉のような風味がした。今度は余計なものを入れないようにしよう。
簿記の入門本をざっと読んだ。超いいかげんにまとめると、簿記とは
・お金やモノの出入りを記録する技術
・その記録したものの集大成が決算書
・で、決算書を作るためには、お金やモノの出入りがあったときに行う仕訳という作業が必要
・仕訳を行うには、勘定科目をひたすら暗記する必要がある
・でもって、簿記がわかると決算書が読めるようになり、企業の実体がわかるようになり、帳簿を自分で付けられるようになり、経営計画を立てられるようになる
…んだそうだ。むむ、ケイエイケイカク?そんなの必要になるんだろうか。個人事業からするとちょっと対象とする規模が大きすぎる気がするけど、将来的には必要になってくるのだろうか。
2010.1.13
なんで空の色は土地によって違うのだろう。今朝の散歩で東京の水色の空を見上げながら、岩手で見た深い藍色の空のことを思い出していた。
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3D映画のアバターがすごいという話を聞いていたので、どうせ観るならいちばんいいとこで観ようと思い、川崎のIMAX 3Dシアターへ湯君を誘って観に行った。
3Dの効果は確かにすごかった。世界をゼロから構築したと制作者が話していた通りで、異星人の住む星があるとしたら確かにこんな星があってもおかしくはないと思わせるほど、奥行きのある映像には説得力があった。2時間半があっという間に感じられる展開の連続で、クライマックスのシーンはかなりドキドキした。さすがT2のジェームズ・キャメロンだなぁと思わされた。3Dメガネのせいで映像が暗いという話を聞いていたが、川崎IMAXに限って言えばそんなことはなかった。これから最先端の映画はどうなるのかというのを知ることができるだけでも、観る価値は十分にあったと思う。
以下ネタバレあるかも。
最先端映像の一方、ストーリーはわりとよくある2極対立の構図で、その板挟みになった主人公の苦悩と成長が焦点。のわりに、原住民族への説得課程がかなり大幅に端折られていて、え?そんなんでみんな納得すんの?的なシーンが多々あり、ご都合主義感は拭えない。また大画面で字幕を追うのが大変そうだったので吹き替え板を観たのだが(実際右上に表示される「現地語」の字幕を読むのは結構大変だった)、序盤の原住民のカタコトの言葉は一瞬冗談かと思ったほど不自然で吹き出しそうになった。
また、これはハリウッド映画の問題というより、アメリカ人の問題なのだろうが、彼らはそろそろ考え直すべきだと思う。「悪い奴は全員ブッ殺してめでたしめでたし」という考え方を。こういうプロットはいいかげん飽き飽きだし、そんな考え方が通用する世の中じゃなくなっていることに気づいていないのだろうか。まぁ、今回の矛先は海兵隊に向けられていたので、監督なりの皮肉も込められているのかもしれない。
というわけで、映像は90点、ストーリーは30点といったところ。3Dで大画面じゃなかったら、見終わって微妙な気分にさせられていたかもしれない。3D映像体験ができるスカッと楽しいアクション映画だった。
2010.1.14
昨日のアバターの後に、東京都写真美術館で展示中の「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」を見に行ってきた。二人ともとても好きな写真家で、ため息のこぼれる写真をいくつも見られた。どうしてあんなにすごい写真を一生に何枚も撮れるのだろう。出口近くに展示されていたコンタクトシート(ネガフィルムを印画紙にそのままプリントしたもの。ベタ焼きともいう)が面白く、前後に試行錯誤のカットがあって、有名な写真が必ずしも一発で撮られたものではないのだとわかる。同じシーンでももう少し試行錯誤して撮ってみようと思った。
時間が無くて駆け足になってしまったのが残念。展示の終わる2月7日までにもう一度見に行きたい。
2010.1.15
・見積もりと請求。儲かりません。はやく収入源を増やさないと
・このサイトのリニューアルに向けてデザインを考えるが、なかなか決まらない
・おととい会った友人にFlashの重要性を説かれて勉強する気になった。なんでも次のバージョンで直接iPhoneアプリを作れるようになるとか
・いずれGoogleのAndroidにも対応するだろう
・つまりFlashひとつで、いろんなプラットフォームのアプリケーションを作れるということ
・時代の流れは静的ウェブサイトからアプリケーションへ。プログラマーの重要性は高まっていく、のだろうか
・こないだズラズラと書き出した今年の目標のことを考えると、それらは「良い習慣を身につける」という一つの言葉にまとめることができた。難しいけれど、なんとか身につけたい
・税金の期限が迫っていることに気づいてげっそり
2010.1.16
寒い日が続くので暖かいところの写真。選んでから、以前掲載したかどうかよく覚えてないので、いちいち確認することもある。なんだかな。
英語の本で成田からロンドンまでの地名を何カ所か覚えた。ウラル山脈の位置とか、サンクトペテルブルクは昔レニングラードという名前だったこととか、おぼろげなバルト海の位置とか。ロシアの地名はみんな似たり寄ったりで覚えにくい。エキムチャン、オレミンスク、トゥルハンスク。エキムチャンの位置は調べてもよくわからなかった。ちなみにエキムチャンの明日の予想最低気温はマイナス32度だそうです。
2010.1.17
うるま市で立ち寄ったお弁当屋さん。買ったのは右のお弁当で、ひとつ250円で汁物つき。金武湾を見ながら食べた。とてもおいしかった。
気持ちよく走った海中道路のことを思い出す。なんで途中で引き返しちゃったんだろう。伊計島や浜比嘉島も見てくれば良かった。波照間島で知り合った人が、浜比嘉島の古い民家のことを話してくれた。壁が全部取り外せるようになっていて、夏の暑い時期は涼しげな外観になるとか言ってたな。いつか見に行こう。
2010.1.18
那覇市内の干上がった湖には、小さなヒルギがいっぱい生えている。彼らは人が見てない間に歩いていると思う。
沖縄では、ガジュマルという木にキジムナーという精霊が宿っていると考えられている。真っ赤な人間の子供の姿をしていて、協力的な人間には優しいが、住処(ガジュマルの木)を焼いたりするとおそろしい復讐をされるのだそうだ。森からにぎやかな声が聞こえてきたので行ってみたらキジムナー達が宴会をしていたとか、ユタ(沖縄の伝統的な霊能者)にみてもらってる最中に現れただとか、沖縄から東京に帰ってきたらキジムナーがついてきてると言われたりしたとか、そんな話を聞く。残念ながら沖縄滞在中に僕が出会ったのはキジムナーではなく、黒光りするアイツだけだった。いつか会ってみたいが、霊的な経験がさっぱり無い僕が会うのは難しそうだ。
2010.1.19
幾重にも書類が積み重なっていた机の上の物をすっかりどかして、掃除機をかけ、ぞうきんで拭き、必要な物だけを戻したら夜だった。要らない物は捨てられたし、ついでにちょっとレイアウトも変えることができた。扉の前ではなちゃんが不思議そうに見ていた。
椅子のキャスターが固いせいで床が傷ついているので、メーカーに問い合わせてゴム巻きのものを注文しようとしたら純正品は8千円もするらしい。しかも今時FAXのみ受付ってどうなんだ。
2010.1.20
母が床にかつおぶしをこぼしてしまったので、マメがその一片一片をベロで回収していた。掃除機みたいだと思った。かつおぶし専用の上に、通った後にはベロの跡がつくのだが。
今日はとても暖かかった。下の散歩道の白梅も咲いていた。春の空気のにおいがした。
2010.1.21
ちょっとイライラしたときには、ヨーグルトの上澄みの液体のことをホエーと呼ぶことを思い出すと、ちょっと気持ちが落ち着くかもしれない。
2010.1.22
・本日の業務は、A3のコピー用紙を半分に切ってA4にすること
・加湿器から変な匂いがするので洗った。水垢がすごかった
・少しずつ勉強が習慣付いてきた。でも忙しくなったらどうなることやら
・壊れたと思ってた携帯のカメラがいつのまにか直ってた
2010.1.23
CPAPを借りてる帝人から電話がかかってきた。何か問題はないかという定期連絡だった。お姉さんの声が若くて不慣れな感じだったので、丁寧に返事をしてあげた。
フリーといえども一週間にメリハリがあった方がいいんだろうなと思い、今日は何もしない日にした。でもなんだかそわそわするので、ちょっとだけ英語の勉強をした。
2010.1.24
旅の後半、京都を出発して、自転車の調子が悪かったのでじいちゃんちに引き返した日。自転車は変な音がするし天気は悪いしで散々だった。でもぼんやりと霧雨にかすむ高速道路の灯りがとてもきれいだった。
電車の広告で見た佐々木希ちゃんの写真がびっくりするほどかわいかったのだが、本屋やテレビで見たらわりと普通でなんか複雑。
2010.1.25
近所のスーパーに入っているプリント屋さんの閉店セールのチラシが入っていた。12年もやっていたそうだからおそらくスーパーの開店から存在していたのだろう。一度だけ使ったことがあって、人の肌の色が駅のプリント屋さんよりも良かったので乗り換えも考えたのだが、ついでの用事がないので結局それ以来利用することはなかった。現像がタダでフィルムも在庫処分になるそうだから、今のフィルムを撮りきったら行ってこよう。
2010.1.26
PILOTのボールペン、Dr.Gripは評判通りとても握りやすくて書きやすい。ちょっと字がうまくなったんではないかと錯覚するほど書きやすい。新宿小田急百貨店10階伊東屋新宿店で悩んだ末に600円で買った甲斐があった。
写真は花巻を経て遠野のユースホステルへ向かう途中に見つけた木。公園の側に整列している姿が兄弟のように見えた。
2010.1.27
人間の命には限りがあるけど、最後の瞬間まで、新しい物にひかれる気持ちは失いたくない。新鮮な表現をしたいというハートとスピリットを持ち続けたいのよ。
人は年齢に関係なく、常に頭を柔軟にしていなければいけません。柔軟なら好奇心を持つことができる。怖いのは、年を取ることではなく、そういう頭の柔らかさを失うことじゃないでしょうか。
朝倉摂
御年88歳にして現役の女性舞台美術家。僕が写真を撮るのは、いつも新しい形や色を探す気持ちを持ち続けたいという思いもある。それでも型にはまったような写真ばかり撮ってしまいがちで、柔軟に物事をとらえることは難しい。
散歩の時にも、カメラを持って外に出るようなおじいちゃんになりたい。まぁ、まずはおじいちゃんになるまで食いつなぐのが先決だけど。
2010.1.28
かっこいい夕日と
かっこいいヨニさん
2003.9 八景島
今は一児の母である友人の絵を見に、ヨニさんと八景島くんだりまで出かけた日。夕日がかっこよかったので一緒に来ていたヨニさんにかっこいいポーズをとってもらった。
帰ったら庭でちぢこまっているマメがいた。
今日は日記の表示がおかしくなったので直そうとしたらさらにおかしくなってしまい、完全に修正するのに一苦労した。でもおかげでpタグの中にblockquoteタグを含めてはいけないことや、Firebugの新バージョンの機能がわかった。
2010.1.29
近所のお宅の梅が咲いていた。紅白揃って咲いており、見た目も香りも華やかだ。暖かい昼間には春の日の空気も感じられた。まだ1月なのに。
2010.1.30
いつまでも妹のパソコンを仕事の確認用に使うわけにもいかないから、という理由は半分建前でWindows7を使ってみたかったので、MacにWindowsを仮想マシンとしてインストールするParallels Desktopを、Windows7とのセット価格で安かったので導入した。
MacのBootCampでWindows用のパーティションを作って、Macbook ProにWindows7をインストール。Windows7単体で起動できることを確認したら、今度はMac OSXで起動してParallelsをインストールし、BootCamp領域のWindows7をMac上で起動。Mac上でWindowsが動いてるとなんだかややこしいが、動作はけっこう快適だ。マウスを認識しなかったり時計が狂ったりと細かい問題をちまちま片付け、OS2個入りのMacができた。
Windows7はずいぶんきれいな見た目になり、操作も改善されてはいるが、まだまだ表現やインターフェイスが洗練されてないと感じた。Macに戻ると同じ解像度なのに画面が広く感じるのもそのせいなのだろう。
2010.1.31
海岸線を走り、坂に差し掛かったところで雨が降ってきた。奄美大島のスコールには慣れていたので、すぐに傘を取り出してしばらく待つ。雨が止むまでに道路を通っていったのは大きなダンプカー1台だけだった。息を切らしながら自転車を押して坂を登っていくと、坂の上からヤギがじっとこちらを見ていた。首輪がないので野良ヤギだろうか。ヤギ達は僕が通り過ぎるまでずっと見ていた。坂を下り、最後の湾を通過して、奄美大島の南側の街、瀬戸内町に着いた。定食屋さんのおいしい刺身定食がお昼ご飯になった。
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起伏の激しい奄美大島は走るのが大変だったけれど、一連の写真を見返していると、花粉症か風邪かで鼻水が止まらないしょぼくれた今と比べてか、なんだかとてもつまらない気持ちになる。