おかめ

2010.5.1

電車の親子 2008.8
FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400

会社員時代の上司に誘われて、東北沢の「おかめ」というおでん屋さんに行ってきた。おでん以外にも刺身や照り焼きなどいろいろ食べたが、ネタがいいしひとつひとつ丁寧に作ってる感じがした。おでんの出汁はほとんど透明なくらい味付けは薄いのだけど、素材の香りや味が十分に残っているままの最低限の味付けをしているのだろうなと思った。とてもおいしかったのでまた行きたい。

帰り道の月がとてもきれいだった。明日は満月かな。

今日のトピック

2010.5.2

湾岸の雲 2008.7
KODAK T-MAX 400

・部屋を片付け、布団を干し、掃除機をかけた。掃除機の中がホコリまみれなので、掃除機を掃除する掃除機が欲しい。
・夕方にマメと散歩に出かけた。今日は行き止まりになってそうな道がどこかに繋がっているのか確かめに行ってみた。やっぱり行き止まりだった。
・マメはもう日中の散歩は暑くてつらそう。帰るとすぐに畳の部屋で横になっていた。
・昨日言われて初めて、自分のFlickrの写真が「我が家のペット自慢」みたいになっていることに気づいた。でもまぁいいや。

OSXのアップデートがPhotoshopのカラープロファイルに影響

2010.5.3

新幹線から 2008.7

Web向けのグラフィックに必要なPhotoshopとFireworks間で色を統一する方法を以前書いた。日記に載せる写真をPhotoshopで扱う際、切り抜き・リサイズ・ファイル情報の編集・プロファイルの変換の一連の処理が必要になるので、アクション機能で一度に行えるよう登録してある。しかし今日はどういうわけかプロファイル変換でアクションが止まってしまった。よく見てみると、プロファイル変換のダイアログボックスで、「変換後のカラースペース」のプルダウンメニューから、なぜかMacBook Pro標準のカラープロファイルである「Color LCD」が無くなっている。昨日と今日のMacの違いは、ソフトウェア・アップデートを実行したこと。どうやらアップデート内容にカラープロファイルまわりのことが含まれていて、プロファイル名が変わったらしい。Color LCDの変更後の名前っぽいのは「Display」しかない。ちょっと不安だが、検証してみたところこのプロファイル名で問題なさそうだった。Appleはソフトウェア・アップデートでたびたびユーザーを混乱させてくれる。

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今日は雑誌MAC POWERに載っていたiPhoneアプリ開発のチュートリアルをやってみた。この記事を目当てに買ったのに、買ってから試してみるまで1年近くかかってしまった。とりあえずHelloWorldと簡単なメモアプリができた。書かれているC言語?のコードの意味はさっぱりわからない。まずそこから勉強しなくてはいけない気がする。

今日のトピック

2010.5.4

芝公園の落ち葉 2008.7

・こんなにフィルムが溜まってると、うっかり捨てても気がつかない気がする
・そろそろまた歯科検診の予約をとらなきゃなと思いつつめんどくさい
・久しぶりに夜まで仕事した
・コンサートのときに買ってきた矢野顕子の「音楽堂」ばかり聴いている
「音楽堂」のジャケットは青空をバックに猫がぴょーんと飛んでいる写真で、岩合さんの写真っぽいなーと思っていたらやっぱりそうだった
・夕方までTシャツ一枚で過ごせた
・気づくと松虫の鳴き声
・散髪してすっきりしたマメと散歩した。妹がマメのお尻にハート型の刈り残しを作った

口蹄疫のこと

2010.5.5

大間岬の近くの牧場で 2005.9

街に住む人々にとっては口蹄疫はいつもどこか遠方の話であり、新聞で読むことでしかない。田舎の人々にはそれは静かな農場が戦場と化し、毎日が葬式の連続のような大騒ぎになることと、限りない不幸を意味した。悲嘆であり、破滅なのだ。

ジェイムズ・ヘリオット「Dr.ヘリオットのおかしな体験」より


宮崎県が発端になった口蹄疫のニュースが続いている。すでに19の農場で牛や豚が殺処分されたそうだ。その数2万7千頭。なんという数だろう。

口蹄疫のウイルスは感染力がとても強く、治療中に他の家畜に感染してしまうため、拡大を食い止めるためには感染が確認された農場の家畜をすべて殺処分するしかないのだという。それは確かなことだが、手塩にかけて牛や豚を育ててきた農家の人々、そして殺されてしまった牛や豚たちのことを思うとやりきれない気持ちになる。

せめて彼らの冥福を祈ろう。そしてお肉を今まで通り食べて、農家の人々の助けになればと思う。

ヤモリ

2010.5.6

神谷町のとある境内で 2008.7

定期検診で町田へ。待合室で読んだ雑誌で高原書店という古本屋を知り、行ってみた。他に用事があったので1階だけ見たのだが(古本屋では珍しい4階建て)、幼い頃に読んだ「シナの5にんぎょうだい」の初版に8千円の値がついていたりして驚く。いわさきちひろの旅のスケッチの本が欲しかったが、さっき銀行で見た口座残高に打ちのめされていたので無理だった。また今度来よう。

本屋を巡って、欲しかったiPhoneアプリ開発の参考書を購入。2冊買いたかったが、本は逃げないと自分に言い聞かせて我慢した。

家に帰ると、玄関に小さなヤモリがいた。ちょっと驚いたが、ひとしきり観察させてもらった後に庭に放した。体の割に大きくて黒光りする目がかわいく、やせっぽちの体の奥でトクトクと鼓動しているのが見えた。はなちゃんに見つからなくてよかった。鳥に食べらずに大きくなれよ。

見学の日

2010.5.8

有楽町 2008.7
KODAK T-MAX 400

今日は日がな一日中USTREAMで生中継されていた石川雅之の作画風景を観ていた。お昼は「純潔のマリア」を、真夜中現在は「もやしもん」のペン入れをやっている。とてもとても丁寧に線を描いていて、漫画を描くことは職人技だなーと感心。出来上がりを単行本で見るのがとても楽しみだ。

竹との戦い

2010.5.9

帰り路 2008.8
FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO

家の階段を登る足が重い。完全に普段の運動不足だ。

自転車で友人の畑へ手伝いに出かけた。およそ一月ぶりだろうか。畑の2/3ほどを占める4本の畝(うね)にはすっかりいろいろな野菜が育っていて、土ばかりだった以前の畑に比べるとずいぶん賑やかになっていた。前回はとなりの畑のおばさんにすごくよく切れる鎌を借りて、畑の端の方の雑草を刈り尽くしたのだが、その勢いはすっかり盛り返されてしまっていた。作物がよく育つ暑い季節の到来は、同時に雑草が伸び虫達が活発になることも意味している。

畑の主の悩みといえば、相変わらずあの根強いハマスゲと竹だ。ハマスゲは以前かなり根気強く取ったつもりだったが、その作業はほとんど意味がなかったのではないかと思わざるをえないほど蔓延っていた。冬の間は土の中に丸い根茎と糸のような根しか見られなかったが、今や5センチほどの細長いハマスゲの葉が畑中に見られる。駆除するには、土を掘り返し、全ての土塊を砕き、手でハマスゲの根を取り去るという気の遠くなる方法しかない。それでも幸いなのは、根の深さがせいぜい10センチ程度で、スコップで掘り返せばすぐに見つかることだ。

竹はそうはいかない。ハマスゲ同様、竹も畑中に蔓延っているのだが、前回この根をいくら掘り返しても終わりが見えず、途中で断念せざるを得なかった。今日こそはと思ってスコップでひたすら掘る。資料では50センチほどの深さで互いに繋がっていると読んだが、この竹は地下80センチまで掘ってやっと横に伸びる根(地下茎という)を発見することができた。切り取った根を改めて見てみると、途中で無数に枝分かれしており、深さ50センチくらいのところで細かい根を周囲に巡らせている。こんなのが畑中にあるのだから、かなりの程度、土の栄養を持って行かれているのではないだろうか。しかし見えている一本一本をこの方法で取り去るのは大変だし、残った地下茎からまた新たな竹が伸びてしまうことも考えられる。短期間で有効な対策をとるのは難しそうだ。

間引いた野菜のお裾分けをもらって、帰りに友人とファミレスに寄って帰った。畑仕事の後のビールは最高においしかった。

原宿で打ち合わせ

2010.5.10

かぼちゃの葉っぱ 2008.8
FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO

いつもお世話になっているクライアントと、今後の協業について打ち合わせ。いろいろと面白い話を聞けた。価値観を同じくする人と仕事ができるのは幸せなことだと思う。何はともあれ本格的なプログラミングの勉強開始だ。本を一冊もらう。

打ち合わせ前に都心で用事を済ませようと思っていたが、急に仕事が入ってできなかった。明日は新宿で貯まった用事を片付けることにする。

今日のトピック

2010.5.11

神谷町のお祭り 2008.8
FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO

雨が降り、少し寒い日。お出かけは明日にする。ちょっとした確認だけの仕事を済ませる。夜はiPhone開発の続きを少しした。Appleに電子証明書を発行してもらい、それを開発ツールに読み込ませたりと面倒な手続きを済ませると、手持ちのiPod touchでサンプルプログラムが動くようになった。小さくても大きな最初の一歩だ。これからいろんなアプリが作れるようになるのだと思うとちょっとわくわくする。

歌う鳥

2010.5.12

盆踊りの少女 2008.8
FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO

ここ数日、マメと散歩に行くと、近所の木の上でとてもユニークな歌を歌っている鳥がいる。声量が大きく、ひとさえずりごとに違うフレーズで、ものをつくることを仕事としている者のはしくれとしては感服させられてしまうほどだ。和田剛一 野鳥のさえずりによるとクロツグミという名前の鳥のようだが、このページで聞ける声よりはもっとテンポが速く長く歌っていた。個体差だろうか。

昨日今日と続いているのは、一昨年の神谷町のお祭りの写真。暗いシーンのわりにはぶれずによく撮れている方だと思うけど、背景が整理しきれておらず構図がいまひとつ。載せている写真は右2/3くらいでトリミングしてある。もう少し寄ってカメラを右に振るべきだった。しかしそうこうしているうちに被写体は通り過ぎてしまうので、シャッターチャンスを捉えるのは難しい。

くしゃみが止まらない

2010.5.13

祭りの席 2008.8
FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO

また花粉症が出ている。でも頭痛もするので風邪なのか花粉症なのか、あるいはその両方なのかよくわからない。どっちにしろ調子が悪いことだけは確かだ。頭痛のおかげで今日は早寝ができそうだ。

デジカメ持って出かけたが、今日の散歩では歌う鳥はいなかった。雨が降ったし、ソロ・コンサート会場を移動することにしたのかもしれない。

いせたん

2010.5.14

彼岸花 2008.8
FUJIFILM NEOPAN 400 PRESTO

溜まってた用事を済ませに新宿へ。久しぶりに都心へ出ると人の多さと空気の悪さが新鮮に感じる。

髪を切り、母の日のプレゼントを探してデパートをさまよった。特に伊勢丹の中を歩くのは楽しい。到底買えないものばかりだけれど、本物ばかりが集まっていて、とても満たされた気持ちになる。いつか気に入ったものがすぐに買えるように、きびきび働こうと思うのだった。

地下のドリンクバーでマンゴーラッシー150円を買って飲み、伊東屋でカリグラフィペンのセットを買おうかどうか悩んだ末に断念して帰った。

帰りの電車でiPhoneアプリの本を読む。開発言語であるObjective-Cは「やさしいC言語」ではなく「C言語+オブジェクト指向プログラミング機能」であることがわかった。やはりプログラマーをやっていくならC言語を避けては通れないのか。やるしかない。

F0.95

2010.5.15

一家は東京タワーを目指して登る 2008.8
KODAK T-MAX 400

そういえば昨日、伊勢丹の8階でF値が0.95のレンズを初めて見た。110万円だった。F0.95が必要な場面ってどんな場面だろう。オーロラ撮影は開放絞り値が明るいほどシャッタースピードを早くできるので明るいレンズが重宝されると聞いたが、35ミリフィルムは使わないだろうし。スナップショットに使うにしてはレンズが大きすぎるし。自分の使い方ではF2くらいが一番使いやすい気がする。まぁ、どっちも買えないけど。

写真は東京タワーのふもとの坂で。ちょっと暗いが、すれ違いざまに撮ったわりにはパパとママの表情がちゃんと撮れていた。なにしろ一瞬のことなので、フレームに収めるのが精一杯で構図を考える余裕がない。この写真も左側をばっさり切ってある。広角で撮ってトリミングするのも手ではあるけど、いいやり方とは言えないと思う。

5月2度目の畑仕事

2010.5.16

セコイア 2008.8
KODAK T-MAX 400

今日は所沢のひだのさんも来ることになり、畑の主2人、僕、ひだのさんと愛犬さくらちゃんの4人と1匹で畑へ。

先週アブラムシにやられたと思われていた空豆は、どうやら完全にダメになってはいなかったようで、かろうじて残った花の付け根に小さなさやができはじめていた。種を蒔いたトマト、ナス、オクラはまだ芽も出てこない。雑草は相変わらずはびこっているが、人手の多さで草むしりがはかどり、畑を縁取るように繁茂していた竹や雑草を一掃することができた。見えている竹だけをなんとか掘り返して引っこ抜き、できたスペースに畝を作って新に種を蒔いた。収穫した野菜で夏にバーベキューができないかと計画を立てている。

近くの畑のおじさんがサニーレタスをわけてくれて、ついでにこのあたりの地理の成り立ちを教えてくれた。地元の人ならではの話で、とても興味深かった。ビニールシートの使い方を学んだ。

帰りに温泉に寄って、汗を流した後レストランで夕飯。とても充実した一日だった。

ライチ

2010.5.17

夏の紅葉 2008.8
KODAK T-MAX 400

ライチ(レイシ)は中国南部原産でムクロジ科の果樹。常緑高木で、花は黄緑色。果実は夏に熟し、表面は赤くうろこ状、果皮をむくと食用になる白色半透明で多汁の果肉があり、その中に大きい種子が1個ある。新鮮な生ライチは中国の現地でも特定の時期にしか入手できないが、冷凍物とは比べ物にならないくらいに芳香が強く、味に深みがある。(Wikipediaより)

昨日レストランのデザートとして手に入れたライチの種がとても美しく、植えてみたらどんな芽が出るのか試してみたくなった。ちょっとネットで調べてみると、いくつかの栽培記録を見ることができた。日本でも育つ植物ではあるものの、大半の人が途中で枯らしてしまっているようだ。発見した中では
Litchi Gardenさんが最も長く栽培されていて今も継続中だが、14年を経た今もなお収穫には至ってないとのこと。そう、ライチは植えてから花が咲くまで10年以上もかかるのだ。

そもそも芽が出るのかも怪しいが、ひとまず小さい皿に入れて水に浸し様子を見てみることにした。うまくいけば1週間ほどで芽が出てくるはずだ。経過は携帯写真コーナーである今日のはなちゃんに順次載せていくことにする。そういえばタイトルのわりにはなちゃんを全然載せていないな。

パクチーで料理

2010.5.18

東京タワー 2008.8
KODAK T-MAX 400

畑でもらったパクチー(コリアンダーの葉、香草)を使おうと思い調べると、Cookpadにちょうどよさそうなレシピを見つけたので作ってみることにした。味付けはナンプラーだけなのだが、ナンプラーが無かったので醤油で。他に塩味がないので最終的にかなりの量の醤油を使ったと思う。炒めるときにもやしも混ぜた。ライムの絞り汁の代わりにレモンを振る。なかなかおいしかったがちょっと油っこすぎたと思う。にんにくを熱するのに入れたサラダ油が多すぎたか。味付けはやはりさっぱりとした醤油よりもコクのあるナンプラーでした方が良いようだ。パクチーのさわやかな香りが挽肉によく合う。匂いの強い料理の苦手な母はパクチー抜きにした。

ライチの種には変化なし。まだかまだか。

今日のトピック

2010.5.19

光を探す 2008.8
KODAK T-MAX 400

2010年に入ってからこのかた、机の一角を占拠し続けたレシートの山と対峙する時がきた。通帳の繰り越しができたので、ようやく帳簿を付けることが可能になったこともあり、とにかく帳簿をつけなければならない。申告期限ぎりぎりで取りかかる事態は避けたい。まずはレシートを時系列順に整えてファイルした。やっと机が片付いた感じだ。

確定申告ガイドの本などを読んでみても、青色申告ソフトの使い方は全くさっぱりわからない。そもそも何がどうしたらレシートと通帳から決算書が出来て申告できるのかすらわからない。これから調べてやらなくちゃ。

今日のトピック

2010.5.20

真夜中の白線 2008.8
KODAK T-MAX 400

よく雨が降っている。夕飯前、マメが階段の上で震えていた。何事かと思って心配したが、どうやら人間には聞こえない雷の音がしていたようだ。どれほど内弁慶になっても雷だけは駄目らしい。夕飯後は何事もなかったかのように一緒に散歩に出かけた。池までカエルの合唱を聞きに行った。

青色申告ソフトの使い方説明サイトのおかげで、帳簿付けはほんの少し進んだ。あまりにもわからないことだらけ。帳簿の付け方は十人十色なので、本に書いてないケースがたくさんあって、それをいちいち調べなきゃならない。調べてもそれが正しいのかよくわからない。胃にくるなこれは。

映画「SURFWISE」

2010.5.21

夏の空 2008.8
KODAK T-MAX 400

東京MXテレビで「松嶋×町山未公開映画を観るTV」というのをやっていて、日本では未公開のアメリカのドキュメンタリー映画を前後編に分けて毎週1時間ずつやっている。今週は「SURFWISE」という、あるサーフィン一家の話。文明を捨て、キャンピングカー一台で放浪しながら暮らしていた11人の家族の成功と苦悩。子供達の自立とともにバラバラになり、一家離散状態になっていた家族が、ハワイで再び集うまでを追う。

お父さんは独善的で横暴なのだが、敬虔なユダヤ教徒で、言葉はとても思慮深い。確かにその言葉のとおり、人々が今まで通り浪費と欲望に基づいた暮らしを続けていれば、遠くない未来に文明は破滅してしまうのだろう。だから彼はその思想に反する暮らしをしなかった。自然と一体となって暮らした。まずかったのは、その暮らしを子供達にも強制してしまったことだ。学校にすら行かせなかったので、子供達は成人したときに社会でうまく暮らすことができなかった。高すぎる理想に、子供達が犠牲になってしまったわけだ。

理想は高くてもいいと思う。しかしどこかで折り合いをつけなければ、大きな目的をかなえることができない。彼の不幸は、若くして成功してしまったがために、自分の考え方を変えるタイミングを失ってしまったことにあるのだと思う。

でも、ハワイ空港の到着ゲートの前で、「座って子供達を迎えるわけにはいかんな」と言って、奥さんに支えられながら10年ぶりに再会する子供達を待つお父さんの後ろ姿は、やっぱり子供達を愛するお父さんの姿だった。どんなにいがみ合っても、家族は家族なんだなと思った。

今日のトピック

2010.5.22

首都高速 2008.8
KODAK T-MAX 400

・仕事を増やすためのいろいろをした。うまくいくかどうか。
・まだ5月なのに今日も暑かった。
・ライチの種に変化なし。やはりダメか。
・ライチの種を浸けておいた水をはなちゃんに飲まれた。腹壊すぞ。
・池澤夏樹の新聞連載小説「氷山の南」。故郷を知り、自分の場所を探すというアボリジニの老人の話。池澤さんは実際にオーストラリアでこの話を聞いたのだろうか。とても面白い考え方。

窓露天風呂

2010.5.23

飯守神社の初詣 2009.1
KODAK T-MAX 400

マメが暑がるようになったので散歩の時間を早めたが、今朝は半袖で過ごすにはちょっと寒いくらいだった。朝に小降りだった雨は少し勢いを増して夜も降り続いている。やっと5月らしい気温に戻ったと思う。

夕方に風呂を沸かして入った。雨降りで灰色の空しか見えなくても、窓から空を見ながら風呂に入るのはとてもいい気分だ。

以前書いたジャチェック・ウツコ氏の講演を英語の教材として使うことを思い立ち、書き取りからはじめてみることにした。都合よく、TEDのサイトでは音声のみのファイルや字幕のテキストデータが提供されており、教材としては申し分ない。あとは続けられるかどうか。

ブックマークの整理

2010.5.24

お守り売りのおじさん 2009.1
KODAK T-MAX 400

・Firefoxの☆ボタンによって、ちょっと興味がわいた程度のサイトも気軽にブックマークできるようになったが、整理がまったく追いつかない。未整理のブックマークを見てみたら190個もあった。またフォルダに整理してもわざわざフォルダを開いたりしていないし。うまい整理方法を模索する必要がありそう。
・ライチの種に小さな白いものが発生したが、芽なのかカビなのかわからない。育てている方のサイトを見ると、殻がバキッと割れて白い芽が出てくるようなので、どうもカビっぽい。どうやらレストランで凍らされて種がダメになってしまっていたようだ。もう1週間だけ待ってみようと思う。

ライチ失敗

2010.5.25

千葉のおじいちゃん 2009.1
KODAK T-MAX 400

お昼を過ぎるまでずっと、家の近くでウグイスが鳴いていた。なかなか上手だ。

しばらく降り続いた雨が上がり、良い天気になった。シャツ一枚で過ごす。しかし明日は午後からまた雨のようだ。蒸し暑くなりそう。

ライチの種は結局、カビるばかりで何の変化も起きなかった。やはりレストランで食べる前に凍らされていたのだろう。この時期はスーパーなどでよく売っているみたいなので、生のライチを探してこよう。

Bunkamuraの風景画展を観てきた

2010.5.26

市原の夕暮れ 2009.1
KODAK T-MAX 400

仕事で渋谷に行く用事があったので、帰り際に東急Bunkamuraの風景画展を観てきた。ヨーロッパの古典から現代まで、ピカソやカンディンスキーも交え、場所も技法も様々な風景画の展示。

印象に残る絵はいくつもあったが、やっぱり一番はモネの「ひなげしの咲く麦畑」だった。この絵を観てはっきりとわかったことは(「わかった」と書くと「画家が言いたいことがわかった」と読まれそうだけど、「解釈した」という程度の意味)、画家は偶然通りがかったこの場所で、この風景の中に何かを見つけたこと、そしてその何かを理解し、自分のものにするためにその場所にカンバスを置き、絵を描いたということだった。

風景を描くということは、その風景と対話するコミュニケーションの手段であると同時に、なぜその風景を描こうと思ったのか、なぜ美しいと感じたのかという、自分の中の美意識を探るとても個人的で内省的な行為でもあると思う。だからこそ、画家はとても長い時間をかけて風景をカンバスに写し取る。この「ひなげしの咲く麦畑」が、時間帯を変えて何枚も描かれているのも、やはりその風景に潜んでいる美を理解したいという想いからそうしたのではないだろうか。

写真のことを考える。写真が風景を写し撮るのは一瞬だ。もちろん、そうでないと残せない場面もたくさんあるが、自分にとって写真じゃなくてもいい場面もあるのではないかと思う。いい風景を見つけたら、ただ写真を撮るだけではなくて、絵に描いてみるのがいいかもしれない。絵に描くことで、より風景を理解できるかもしれない。風景を見るときは、そんなことも考えながら見ることにしよう。

今日のトピック

2010.5.27

ある日の帰り路
KODAK T-MAX 400

・雨が降ったり止んだり。涼しいのでマメはご機嫌だ。
・夕食に町田市金森のシャーロックホームズというハンバーグ屋に行く。2度目。ペールエールという上面発酵のビールをはじめて飲んだ。薄くてホップの苦みが強い感じ。自分は後味スッキリな下面発酵の方が好きかもしれない。日本人。
・いまだにこのサイトのリニューアル案で迷っている。モダンな造りにしたいけど、シンプルでもありたい。いつまで経っても折り合いがつかない。

日本人は変われるか

2010.5.28

雲間から光 2009.1
KODAK T-MAX 400

沖縄の基地問題でずっと綱渡り状態だった連立与党の関係は、2転3転する鳩山首相の言動によってついに破局を迎えた。僕としては沖縄の人々を応援したいが、美しい沖縄の海が壊されてしまうのは時間の問題だろう。

鳩山首相は悪い人ではないと思う。首相でなくてどこかの飲食店の店員さんだったら、人としての印象はずっと良いままだったかもしれない。しかし現在の職務には全くもって不向きなようだ。飲食店の店員とは違って、首相という仕事では確固たる思想とそれを貫く情熱が必要で、彼はそのどちらも持ち合わせていなかったからだ。

人々やメディアはこぞって首相を糾弾しているが、根本的な問題は糾弾される側もする側も同じものを持っている。首相は周りの顔色をうかがいながら、その場しのぎの言葉だけで仕事をしてきた。そんな首相を民衆は批判するが、周りの意見に同調しているだけで、客観的な視野を持っているわけではない人が多い。また少数派の意見に耳を貸そうとする姿勢もあまり見られない。多くの人が言っていることが正しいこと、と思われている。これは首相の姿勢と同じだ。首相の態度は、今の民衆の態度の総合をそのまま映している。

アメリカはオバマ政権の転換によって、核兵器の廃絶への道程を歩み始めた。これはとても大きな意識の変革だった。オバマ大統領一人の意識が変わったのではない。大統領を選んだアメリカ人が変わったのだ。破滅の危機を迎える前に、核兵器は世界に必要ないことを多くのアメリカ人が気付いたのだ。

さほど遠くない未来に、今の政権は崩壊するだろう。しかし政党や首相が替わっても、人々の意識が変わらない限り、きっと同じ事が繰り返される。日本人の多くが、目先の利益しか見ず、大勢に迎合する姿勢を捨てることができないからだ。日本人は変われるだろうか。おそらく本当に人々の生活が脅かされるようになるまで変わらないのではないかと僕は思う。もうその時には手遅れになっているかもしれないが。

今日のトピック

2010.5.29

町田の夕日 2009.1
KODAK T-MAX 400

・やっとCloud&Waterのリニューアルデザインが固まってきた。いろいろなレイアウトを考えたけど、結局一番シンプルでオーソドックスなレイアウトになりそうだ。
・アイコンをドット絵で描いた。けっこう面白いのができた。
・けっこう寒い。しかも花粉が飛んでいる。くしゃみが止まらない。今の時期は栗だろうか。

おばあちゃん

2010.5.30

夕方の散歩で 2009.2
KODAK ULTRACOLOR 400

サイトのプロフィールを充実させようと思い、物置にしまってあった古いアルバムを開いた。両親の結婚式に始まり、第一子(僕)の誕生、祖母の葬式、妹の誕生、家族旅行…うっすらと記憶に残っているものも、そうでないものもたくさん、写真に残っていた。僕には父方の祖母の記憶がほとんどない。僕が1歳くらいの時に亡くなってしまったからだが、アルバムには、だだをこねて泣く僕をやさしい笑顔で見つめる祖母の姿があった。僕と一緒に写っている祖母の顔はどれもにこにこしていた。いつか聞いた話では、父は4人兄妹のなかでも祖母によくかわいがられていて、その息子である僕の誕生をことさら喜んでいたということだった。

もしおばあちゃんが生きていたら、今何て言われるんだろうなと思う。きっと怒られるんだろうな。

写真を残すということ

2010.5.31

窓際のはなちゃん 2009.2
KODAK ULTRACOLOR 400

昨日、古いアルバムをめくりながら思ったのは、たとえ色褪せてぼろぼろになっていても、やっぱり昔の写真が残っているのはいいな、ということだった。ほとんどネガが残ってないし、それどころか父の創意工夫によってプリントがダイヤやハートの形に切り抜かれてしまっていたりするのだが、それも込みで、当時の空気や情景を蘇らせる鍵になっていると思う。

家族の写真はどのように残していけばいいのだろう。今になって昔の写真の数々を見てみると、お世辞にもいい写真ばかりが残っているとは言い難い。でも、それはどうでもいいことだ。ピンボケしてようがブレていようが、どんな写真であっても、その時の気持ちは残る。重要なのは、大切な場面でシャッターを切ること。できればケータイなどではなく、ちゃんとしたカメラで。ただそれだけのことを守るだけで、いいアルバムはできる。父が残したのはいい写真ではなく、いいアルバムだったからだ。

ひとつだけ残念だったのは、大きなイベント(旅行とか、誕生日とか)の記録しか残っていなかったことだ。当時はきっと、カメラというとそういうイベントごとのための道具という印象が強かったのだろうけど、日常生活の写真がほとんど残っていない。ふだんの生活の写真が残っていれば、アルバムはもっと良くなったんじゃないかと思う。

ふだんの生活の中で家族や身近な人達にカメラを向けるのは照れくさくてなかなか難しいが、風景写真に加えて、これから自然に撮れるようになっていきたいと思っている。