写真を残すということ

2010.5.31

窓際のはなちゃん 2009.2
KODAK ULTRACOLOR 400

昨日、古いアルバムをめくりながら思ったのは、たとえ色褪せてぼろぼろになっていても、やっぱり昔の写真が残っているのはいいな、ということだった。ほとんどネガが残ってないし、それどころか父の創意工夫によってプリントがダイヤやハートの形に切り抜かれてしまっていたりするのだが、それも込みで、当時の空気や情景を蘇らせる鍵になっていると思う。

家族の写真はどのように残していけばいいのだろう。今になって昔の写真の数々を見てみると、お世辞にもいい写真ばかりが残っているとは言い難い。でも、それはどうでもいいことだ。ピンボケしてようがブレていようが、どんな写真であっても、その時の気持ちは残る。重要なのは、大切な場面でシャッターを切ること。できればケータイなどではなく、ちゃんとしたカメラで。ただそれだけのことを守るだけで、いいアルバムはできる。父が残したのはいい写真ではなく、いいアルバムだったからだ。

ひとつだけ残念だったのは、大きなイベント(旅行とか、誕生日とか)の記録しか残っていなかったことだ。当時はきっと、カメラというとそういうイベントごとのための道具という印象が強かったのだろうけど、日常生活の写真がほとんど残っていない。ふだんの生活の写真が残っていれば、アルバムはもっと良くなったんじゃないかと思う。

ふだんの生活の中で家族や身近な人達にカメラを向けるのは照れくさくてなかなか難しいが、風景写真に加えて、これから自然に撮れるようになっていきたいと思っている。
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