2011.1.5
あけましておめでとうございます。
今年のお正月も、例年通り親戚の家に行ってきた。乗馬クラブのサイトの更新の件もあったので、2泊していろいろ撮ったり話したりしておくことにした。同年代の従兄弟や、親戚のおじさん達と話すのは楽しい。肝心のサイトの更新計画については最後の日にちょっと話しただけに終わってしまった。あまり肩肘張って取り組む感じでもないので、週に一日、このサイトのために時間を使いながら、ちょっとずつ作り上げていこうと思う。
さて、今年はどうしようか。今、会社でやらせてもらっているシステム構築業務にあたっては、今まで我流でなんとかやってきたウェブ開発の知識を見直すいい機会になっているので、この際きっちり基礎から学び直しておこうと思う。
せっかくいくつかの取引先から引き合いのあるiPhoneアプリ開発も、やはり尻に火が付かないと習得できなそうなので、iPhone4を買って自分を追い詰めることにする。あまりにも誰もがiPhoneを持っているので、アマノジャクな自分は少し買うことに抵抗があるのだけれど。
自社サイトについては、友人に面白いアイデアをもらったので、これは何らかの形で実現したい。少し触って放ったらかしになっていたPythonの出番になるかもしれない。
こうして進めていきたい分野を書き出してみると、全体像としての方向性がおぼろげながら見えてきたような気がする。今年はそれがはっきりわかる年になるだろうか。
写真について。使っていきたいフィルムがようやく決まったので、あとはちゃんと毎日カメラを持ち歩くようにしたい。それから、やはり28mmはちょっと使いづらいので、今年中になんとかして35mmF2のレンズを手に入れたい。自分で現像もできるようになればいいが、3年前から同じことを言っている気がする。
旅について。少し余裕ができてきたので、暖かくなったら今年はいろんなところに行ってみたい。自転車の旅もしたいし、電車の旅もしてみたい。どこか山へ登りに行くのもいいだろう。
ここまで書いて、抱負が去年と大して変わってないことに気がついたが、まぁいい。それが僕のペースなんだろう。
今年が皆さんの抱負を叶える年でありますよう。
2011.1.10
1947年、ロバート・キャパやアンリ・カルティエ・ブレッソンらによって結成され、今なお世界の写真界に大きな影響力を持ち続ける写真家集団マグナム・フォトの正会員らによる写真展。一人一枚ずつなので全体の量が少なく、個々の写真は前後のストーリーがわからない断片的な印象になってしまっていたが、それでも圧倒されるものばかり。一番前で写真の世界を切り開いている人達の現在を垣間見ることができた。写真に付記されていたそれぞれのプロフィールも個性的で面白かった。
それから自分は到底マグナムの世界には入れないということも、よくわかった。正会員になるために必要な技量も、身を焦がすほどの情熱も僕にはない。でも、正会員Antoine d'Agata氏が通ったという、ニューヨークのICP(International Center of Photography)には、いつか行ってみたいと思った。最先端の写真の学校で学ぶことは、きっといろんなことに繋がるだろうから。
今日はカバンを持たずに、財布と携帯とカメラだけを持って出かけた。とても身軽で動きやすかった。でもときどき「あっカバンどこだ!?」と少し焦った。
2011.1.11
休日に家族とテレビを観てて思うのは、テレビ番組自体がPRであることを、観ている家族が気付いていないということだ。他の国がどうだか知らないが、今、日本で放映されているテレビ番組は、9割方が何らかの企業PRだと思った方がいい。「CM化するニッポン」という本に詳しいのだが、今やテレビ局はCMを流すだけでは収益が追いつかないので、そうとは気付きにくい形でテレビ番組自体をCMにしている。中にはあからさまなCMをしているものもあるが、それをわかった上で踊るのと、ただ踊らされているのとでは全く意味が違う。後者は選択権のない、ただの操り人形だからだ。
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今日は今年一番の冷え込み。毎朝富士山がまぶしいほどに白い。はなちゃんが膝の上にいてくれると温もるけれど、すこし風邪気味なので早く風呂に入って寝なければ。
東京新聞夕刊で、日本フラメンコ界の基礎を築いたという小松原庸子さんの連載が始まった。日本人は感情を表に出さないので、感情そのものを表現するフラメンコを踊るのが難しいという。スペイン人は我慢をしないので、感情がそのままフラメンコになる。日本の写真と海外の写真の違いにも通じるものがあるなと思う。
2011.1.16
夕方、パソコンの前でぼーっとしていると、ベルリンの友人からSkypeの映像が繋がった。しばらくぶりに観る友人の娘さんは心なしかふっくらして見えた。そこがベルリンだと思っているせいか、部屋の中の空気もなんとなく冷たく静かに見える。これから家族でウォールクライミングをしに行くという。幸せそうな一家を見送って通話は切れた。
その後すぐお風呂を洗っているときに、なんとなく心がほっとしていることに気がついた。なぜだろう、と考えてはじめて、友人一家の元気な顔を見ることができたからだ、とわかった。
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iPhoneの写真アプリ、instagramを気に入っている。twitterの写真版のようなもので、いろんな国の写真がどんどん見られて楽しい。
正方形の写真の投稿は全てiPhoneからです。
2011.1.17
職場の人が自転車通勤を始めるにあたって、自転車選びに付き合って欲しいというので、仕事を終えてすぐに新宿三丁目のワイズロードという大きな自転車屋へ一緒に向かった。僕は自転車で旅をしただけで、自転車そのものに関する知識はあまりないのだが、少しでも知っている人に意見をもらえると安心だそうなので、付き合わせてもらった。
一般的な自転車屋さんで買える自転車は、悪路や山を走るためのマウンテンバイク(MTB)、舗装された道専用でレース向けのロードバイク、MTBとロードバイクの中間の性格をもつクロスバイク、の3種類。自転車通勤をはじめ、街乗りにはクロスバイクが丁度良いようだ。メーカーは世界各国いろいろだが、ジャイアントという台湾の自転車メーカーのブランドの良い評判をちょくちょく聞いていたので、その旨話すと早々にジャイアントに決めてしまわれた。
あいにく今日は店頭に在庫がなく、他の店からの取り寄せになったが、1週間程度で届くそうだ。新しい自転車が届くのを待つワクワクぶりが見てとれた。なんだかこちらまでワクワクしてくる。
うきうきした気分で東口のベルクに行き、一緒に一杯やって帰った。
2011.1.24
スペイン旅行から帰ってきた母の僕への土産は、「BCN(たぶんバルセロナの略)」の文字をかたどったプラスチックのしおり一枚。材料と3分くらいあれば自分で作れそう。まぁ丁度トイレの本用にしおりが欲しかったからいいけど、何かやるせない気持ち。
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1ヶ月ぶりくらいに雨が降った。道には土と木の匂いが漂っている。先月手術したせいか、このごろ冷たい空気に鼻が過敏に反応して、外に出ると必ず3回以上くしゃみがでるようになった。通りが良くなったせいか、自慢の鼻はさらに敏感になった気がする。でも鼻づまりで目覚めることもあるので、手術がどう作用したのかいまいちよくわからない。
iPhoneに「Sleep Cycle」というアプリがある。枕元に置いておくと布団の揺れ具合から睡眠の深さを検知して、セットした時間近くの眠りの浅いときに起こしてくれるというものだ。精度がかなり高く、睡眠レベルのログもとってくれるので、朝起きるのが楽しくなってきた。ただし2度寝してしまう危険性は変わらない。
2011.1.30
昨日はけんさんちで新年会。そのまま泊まらせてもらって、今日は恵比寿の東京都写真美術館で開かれている写真展、「かがやきの瞬間」を観てきた。2階が「日本の新進作家展 ニュー・スナップショット」で、3階が「収蔵作品展 スナップショットの魅力」。どちらもとても面白かった。ちなみに2階が若手作家、3階が大御所?作家と分かれていた。
若手作家の中では、ポスターのメインビジュアルでも使われていた中村ハルコさんの作品が抜群によかった。イタリアの片田舎に住む家族を撮ったドキュメンタリー的な作品群で、おとぎ話のように素朴だけど満たされている暮らしが、とても美しくとらえられている。映っている人々の表情に緊張の色が一切無いのは、きっと作者がとても親しく一家と付き合っていたからなのだろう。作者はすでに故人で、ミュージアムショップに置かれていたけど買えなかった写真集には、女優みたいに綺麗な作者の写真が載っていた。こんなに綺麗な人だから、一家の顔もほころんだのかもしれない。
収蔵作品展ではポール・フスコ氏の「ロバート・F・ケネディの葬式列車」がまるで映画から切り出してきたみたいに映像的で、ちょっとできすぎなくらいだったけれども、とてもアメリカらしい、感動的な一編になっていた。RFKがどんな人だったのか、この人が他にどんな写真を撮っているのか知りたくなった。と思って帰ってから手持ちの写真集「MAGNUM MAGNUM」を見返してみたら、一枚はすでにこの写真集で見たことがあったことに気がついた。
中村ハルコさんの作品を観ながらも思ったことは、同じ一枚の写真でも、一連の写真の中にあるかそうでないかというだけで、全く意味が違って見えるものだな、ということだった。今日見た写真の中では、グラスに赤ワインを注いでいるのを超クローズアップで撮った写真があったが、その写真だけを見てもたぶん何も感じないと思う。ワインの注ぎ口だけにピントが合わされた、ただ綺麗な写真。でも、その写真に至る流れの中でイタリアの家族の暮らしが描かれているから、ただ綺麗な写真になっていない。写真を見る人は、そこにワインを注ぐ人の笑顔や、暖かな家の中の空気を感じることができる。
中村ハルコさんの写真集を取り寄せておこうと思って、帰ってからアマゾンを見てみたら「よく一緒に購入されている商品」にポール・フスコ氏の写真集。皆考えることは一緒なのね。